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たちばなふみ

島根半島調査に行きました

能登地震ふまえ避難計画も見直しを。

潜戸で有名な島根町加賀で地元の方からお話を伺いました。

「島根原発が見えているのに屋内退避」、避難先が奥出雲町であるために、「原発に向かって逃げるような」避難経路になっている。しかも向かう先の避難経路にあるトンネルは宍道断層が通っており崩落の危険が。反対方向に逃げたとしても境水道大橋やべた踏みで有名な江島大橋へ向かう森山堤防も宍道断が通っています。

「逃げられない」

能登半島地震後、地域の方々の間では避難経路が机上の空論であることが改めて話題となっていると話してくださいました。

断層の真上にある持田トンネル付近も確認しました。

この度の島根半島調査は、石川県へ向かう島根県党調査団(尾村県議、村穂副委員長、亀谷大田市議、遠藤政策委員長)の活動の一環として取り組まれ、私も担当地域の現地調査に同行したものです。

はじめに島根半島・宍道湖中海ジオパーク松江ビジターセンターで島根半島の成り立ちについて、加賀まるごと博物館山田事務局長にお話を伺い、神話でも断層が語られていることや、半島が隆起してできたことを示す溶岩の様子などを紹介して戴きました。島根半島エリアは、地質的に4つのエリアに分かれており、大地の変動の痕跡が数多く残っているとのこと。その後実際に桂島に歩いて渡りました。

ビジターセンターは、ジオパークを丸ごと学び、楽しむ施設として 2018年春にオープン。エリアやジオサイトの紹介、岩石や化石などの展示を行なっています。最近は市民の方の協力で断層に関する書籍が充実したこと、最近国の登録有形文化財となった「島根半島沿岸及び宍道湖・中海の漁撈用具」も展示しています。

今後も半島調査を続け、市民のみなさまの声を伺うとともに、避難経路での危険個所を確認していきます。



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